<1巻収録内容>
一、第八怪談募集中
・第1話
・第2話
・第3話
・第4話
・第5話
(掲載:月刊ドラゴンエイジ
2010年5月号〜9月号) |
<1巻レビュー>
竜騎士07さん著、西E田さんイラストによる小説「学校妖怪紀行 第八怪談募集中」が改題され
新たにコミック化された作品。
「学校妖怪紀行 第八怪談募集中」にあたる部分は
コミックの第1話「第八怪談募集中」、同人ゲームの第壱話「めそめそさん」となっていて、
第二話以降は「学校妖怪紀行」として発表されていない新しい物語が展開されます。
改題して「なく頃に」シリーズとタイトルが似通っていますが、こちらは推理・考察ものではないです。
この巻は、最初の物語である「第八怪談募集中」を途中まで収録。
「学校妖怪の第八席」の候補が2人になった?あたりまで読むことができます。
つのはず壱郎さんの絵の力で、状況のエグさが露骨かつHENTAIちっくに描写されていて見所。
この巻全体、毬枝にいいとこがなくて、酷い扱いうけまくりで本当に辛くて重い。
次の巻で巻き返しできるんだろうか?という期待をもたせて終わります。 |
<2巻収録内容>
一、第八怪談募集中
・第6話
・第7話
・第8話
二、心霊写真機
・第1話
・第2話
(掲載:月刊ドラゴンエイジ
2010年10月号〜2011年2月号)
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<2巻レビュー>
「第八怪談募集中」は「学校妖怪の第八席」の候補が2人になって?
毬枝ともうひとりの立候補者の席とりゲームがつのはず壱郎さんの描写でなまなましく描かれてます。
1巻での毬枝のいいとこなし金森クズすぎからの結末としては、まあちょっとだけ
救いのもてる終わり方・・・なんでしょうか。
第二話の「心霊写真機」。こちらは、「真実を写す」ことに傾倒した野々宮武が見つけた
古いインスタントカメラとそれにまつわる怪談話・・・の趣で進みます。
武が集合写真をいわくつきのそのカメラで撮って、さてその結果写しだされたものは・・・
というあたりまで収録されています。
こちらは普通に怪談っぽくて先の展開が楽しみです。 |
<3巻収録内容>
二、心霊写真機
・第3話
・第4話
・第5話
・第6話
・第7話
(掲載:月刊ドラゴンエイジ
2011年3月号〜6月号、8月号) |
<3巻レビュー>
第3巻の内容は、第二話の「心霊写真機」の続き。
「真実を写した」ことによって野々宮武は今まで隠されていたある出来事に気付いてしまいます。
その出来事を隠していたナニカとその出来事を暴こうとするナニカの争いに巻き込まれ・・・・・・
学校の怪談かと思いきや、なんか妖怪バトルになってますが・・・
そして「隠されていたモノ」はそれだけではなく。めまぐるしい展開が面白い巻だと思います。
ゲームで結末は明かされていますが、コミックの表現も独特で好きなので、この結末をどう描かれるか楽しみ。
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<4巻収録内容>
二、心霊写真機
・第8話
・第9話
三、お姫様の嘘
・第1話
・第2話
・第3話
(掲載:月刊ドラゴンエイジ
2011年9月号〜2012年1月号) |
<4巻レビュー>
第4巻で「心霊写真機」が完結、第三話に突入します。
心霊写真機は「隠されていたモノ」と武の決着。わりとすっきりまとめてくださった印象。
お互いが非を認め許しあって終わるのはいいんだけど、「ただ忘れる」ことに対しては個人的に疑問。
その過ちの重み痛みを忘れるのなら、また同じこと繰り返すよね・・・起こった過ちは仕方ないにしても、
もうやらないっていう強い意志をもって「水に流して」ほしいなあと(←なんか綿流しですな)。
あ、当然ですが過ちを起こさないに越したことはないです。
第三話はみどり姫と紅茶紳士・・・・・・みどり姫が紅茶紳士のサポートで「姫」の座を得るけど、
妖怪がなんの見返りもなくおいしい目にだけあわせてくれるって、そんなうまい話はあるんだろうか。
姫には謎の痛みが襲ってますが、それが代償?・・・・・・・とゲームプレイ中に感じたのを思い出します。
次の舞台の主役を掴みがんばりつつも、その痛み、川田さんの存在が気になりだすあたりまで収録されてます。
他保健室の先生がかわいいとか演劇の先生が月影(ry・・・・・・とか毬枝のお茶の入れ方とか
ツッコミどころはあるけど(笑)次で色々わかるのかな?楽しみです。
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<5巻収録内容>
三、お姫様の嘘
・第4話
・第5話
四、ユートピア
・第1話
・第2話
・第3話
(掲載:月刊ドラゴンエイジ
2012年3月号〜7月号) |
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